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☆ひより かわら版☆ 11月

愛島ダンサーズ ~気持ちひとつに リズムを刻め~

軽快な音楽と共に、息の合ったリズムが愛島東部仮設住宅集会所に響き渡ります。
 愛島ダンサーズは月2回ほど鈴木先生、田中さん、鹿又さんの指導の下、練習に励んでいます。鈴木先生方は震災後、箱塚桜仮設住宅でレクダンスを教えており、その後遠藤自治会長の要望で3年程前から愛島東部仮設住宅でもレクダンスを教えています。当初は集会所に集まる人も少なく、仮設全体が意気消沈していましたが、「それではいけない」と鈴木先生たちはチラシ配布や声がけを続けました。初めは少人数でのスタートでしたが、様々なイベントで発表を重ねていくうちに徐々に仲間が増えていき、現在は14名で活動しています。
 レクダンスの効果として、身体を動かすことでストレスを減らし、気分転換をすることもできるそうです。また、メンバー同士の意思疎通やコミュニケーションを円滑にし、練習を通してチームの団結力も生まれると鈴木先生は話してくれました。実際に参加しているメンバーからは「初めは振り付けを覚えられるか不安だったが、やってみると楽しく、今ではレクダンスが健康維持につながっている」といった声が聞かれました。愛島ダンサーズの平均年齢は72~3歳だそうですが、取材にお邪魔した際、休憩することなく続けてダンスを披露してくれました。とても元気のいい踊りで、見ているだけで自然と身体が揺れてきます。
 レクダンスの練習がない日には自主練習もしており、ダンスのレパートリーは10曲に上ります。取材当時は11月7日~8日に名取市文化会館で行われた「名取復興音楽祭」の発表に向け、新曲を練習中でした。新曲は歌詞に合わせた振り付けで、男役と女役がペアになって踊るバラードで、ついつい見入ってしまいました。愛島ダンサーズの今後の活躍にもぜひご注目ください!
 
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