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☆ひより かわら版☆ 9月

暑い夏を吹き飛ばせ! ~箱塚桜 夏祭り~

 今年の夏は暑かったり寒かったり気温の変化が激しい毎日が続いていますが、皆さんは体調を崩していませんか?名取市内の各仮設住宅では、暑い夏を吹き飛ばすような夏祭りが盛りだくさん。竹灯篭や盆供養、盆踊りなどなど…。ほんとに夏は色々なお祭りがあっていいですよね(*^_^*)
そんな中、今回は箱塚桜団地の夏祭りへ取材に行ってきました!!!
 
 8月22日(日)、お盆も終わり暦では立秋となったもののまだまだ残暑が続く今日この頃。桜団地では“熱い”夏祭りが開催され、多くの団体が参加しました。
 『関東学院大学』の皆さんは暑い夏にぴったりの流しそうめん以前、横浜の小学校で行ったこともあり、15mもある1本の竹を使い子どもたちにも喜んでもらったと笑顔で話してくれました。もちろん桜団地でも大好評、今回は1本の竹を2つに切ってトラックに乗せ運んできてくれました。そうめんと小梅を交互に流し、体にも優しいように工夫されており、私もびっくりしました。
皆でわいわい流しそうめん!
こんなに大きな鍋でそうめんを茹でるんですね(^o^)
 『鹿児島県若潮酒造』の方は東日本大震災以降、復興支援を続けてきた『かながわイレブン』とのご縁から、閖上の方々との協力で「ゆりあげの風」という芋焼酎を商品化し、現在は閖上さいかい市場や全国の酒店で販売中です。ラベルは、震災後心のケアを目的に集い活動をしている『げんきキッズ』という団体の子どもたちが描いた絵をラベルにしています。
「ゆりあげの風」。とても素敵なラベルですね
お祭りのスケジュールです。楽しい内容が盛りだくさん!
 『日本ブラジル架け橋の会』の皆さんは毎年恒例のリオのカーニバル(サンバ)を披露です。
桜団地の皆さんもスタッフも大いに盛り上がりました!最後の仙台よさこいとリオのカーニバルのコラボ(共演)は最高でした
 『日本ブラジル架け橋の会』の皆さんはこの日の為に静岡県浜松市から夜行バスで来てくれました。震災直後には避難所へ支援物資を送ってくださり、冬には炬燵なども届けてくださったそうです。2011年12月に「ブラジル文化リフレッシュ」というイベントを開催したご縁で箱塚桜団地の夏祭りに毎年参加してくれるようです。
リオのカーニバルの様子。陽気な音楽と色鮮やかな衣装におもわず踊りだしてしまいそうですね
  その他にも宮城学院音楽科学生による合唱やマジック、北上音楽会レクダンス、仙台よさこいなどなどたくさんありました。住民さんからは「楽しく過ごすことができてよかった」との声がありました。また、今年最後になるかもしれないと話していた住民さんもいましたが、来年は8月20日と決定しています。
 たくさんの団体の皆さんの協力と、桜団地自治会の皆さま、住民さん方の協力があって、今年も楽しく夏祭りを開催することができました。協力してくださった各団体の皆さま、自治会の皆さま、大変お疲れ様でした。また来年も楽しみにしています(^^)
 
取材及び原稿作成/なとり復興支援センターひより 生活支援相談員 引地
大迫力のよさこい。皆さんの歓声が聞こえてきそうです。
子どもみこしもありました
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