本文へ移動

☆ひより かわら版☆ 6月

ともだちin神戸 ~神戸から名取へ つながる健康の輪~

 平成27年6月21日、父の日でもある日曜日の昼下がり、『ともだちin神戸』の皆さん12名が美田園第一仮設住宅へやってきました。
 『ともだちin神戸』は神戸市役所職員の方を中心とした神戸で働く人たちが集まったボランティア団体で、メンバーの中には保健師が多く所属しています。神戸市は平成7年1月17日に発生した阪神淡路大震災で大きな被害がありました。そんな大きな被害から復興した神戸の皆さんだからこそ、「東日本大震災で被災した方へ、健康と元気を届けたい」という思いで活動しています。
  平成23年3月11日に発生した東日本大震災、名取市も大きな被害を受け、現在も多くの方が狭い仮設住宅での生活を余儀なくされています。その様な状況の中『ともだちin神戸』の皆さんは、年に2回ほど、運動不足解消と元気になることを目的に体操の活動をおこなっています。
 体操に参加された方には毎月お手紙と葉書が届きます。葉書は仮設住宅で毎日行われている体操に参加するとハンコを押し、それを神戸の皆さんに郵送します。月に1度無理なくできるストレッチの写真も掲載され、住民の皆さんにとって『ともだちin神戸』の皆さんとのやり取りが日常の一部となっています。
 
 活動当日は住民の皆さん14名ほどが参加し、ボランティアの方とあわせると30名もの方が集会所に集まりました。今回は認知症をテーマに寸劇を行い、クイズ形式で認知症と物忘れの違いを勉強しました。また、茶話会では久しぶりの再開で楽しい時間を過ごしました。住民の皆さんからは「震災当初からお世話になっており、楽しい時間を過ごすことができて嬉しい。」との声が聞かれ、『ともだちin神戸』の来訪を皆さん心待ちにしているようでした。
 県を超えて活動を継続している『ともだちin神戸』の皆さん、温かいご支援ありがとうございます。またお会いできる日を楽しみにしています!
 
TOPへ戻る