災害ボランティアセンターで活動をして頂いたご縁で、京浜精密工業様が過去2回仮設住宅で開催しておりました「江戸落語&餃子を食べよう会」を、５月２５日、復興が進む閖上で行いました。

　爆笑漫才と本格落語でお腹を抱えて笑った後は、おまちかねの栃木名物宇都宮餃子のお振舞です。１階の自転車置き場に設置した調理スペースから６階の集会所まで、エレベーターを餃子の香りでいっぱいにしながら、社員さんが運ぶ運ぶ。皆さんも食べる食べる。「お醤油!」「ビール!」の掛け声も笑いを誘い、懐かしい顔との再会もあり、楽しい語らいの場があちこちにみられました。普段着に着替えた落語家さん達との交流もあり、笑顔が絶えないひとときになりました。

　今回のご支援は、今年の３月１１日に震災の特番で閖上の現在の姿をご覧になった京浜精密工業の社員さんの「コミュニティ再生のお手伝いになれば」という強い思いで実現しました。全面的にご協力いただきました閖上中央団地管理組合の皆さま、名取市サポートセンターどっと.なとりの皆さまありがとうございました。そして何より早朝に栃木を出発し、暑い中餃子も食べずに頑張って焼いて下さった京浜精密社員の皆さま、このご縁はずっと続くものと確信しております。閖上の復興した姿を、また見に来てくださいね。