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☆ひより かわら版☆ 3月

~神戸学院学生との出会いに感謝~

 神戸学院大学の皆さんは、平成23年の夏から今日までの7年間、毎年3回(8・12・2月)仮設住宅での支援活動を行ってくださいました。一回ごとの期間は最短5日~最長7日間にもなります。
  平成30年2月8日~13日の間、最後の訪問として学生4名が箱塚屋敷仮設住宅へ来訪されました。復興公営住宅への転居により世帯数も減少してきましたが、住民さん宅の掃除や集会所で行うイベントへの参加、学生さん企画による住民さんとの交流会など、毎回住民さんに寄り添い、長期にわたり支援を頂きました。
 今回の企画は「おでん」を食べる昼食ランチ会。学生の皆さんは前日から大根を下準備し、当日に住民さんと一緒におでんを作り、ランチ会を開催しました。おでんには、大根・卵・餅きんちゃく・牛すじなどなど盛りだくさん!〆にうどんを 入れ、おいしく頂きました。 食後はビンゴ大会を開催し、「リーチ!ビンゴ!」と盛り上がりました。さらに、午後からは住民さんとカラオケで交流、総勢13名で世代を超え演歌・ポップ・デュエット等で楽しい時間を過ごしました。
  翌日は神戸復興学習会と題し、神戸の現状について学生の皆さんから発表がありました。震災を経験していない世代の学生ですが、阪神淡路大震災から23年経過した現在の神戸の様子について、わかりやすく説明して下さいました。終了後、住民さんからは「長い間より寄り添って頂きありがとう」、「来てくれるだけで元気になる」など感謝の言葉を掛けられていました。
 神戸学院大学の皆さん、長い間ご支援ありがとうございました。

~植松入生仮設住宅 趣味の時間~

 植松入生仮設住宅では月に2回、「趣味の時間」というイベントが開催されます。 趣味の時間では、編み物や縫い物など、手先が器用な住民さんたちが集まり、各々が好きな作品を仕上げていきます。「その作品が素晴らしい!」という噂を聞きつけた尚絅学院大学の学生さんが、見学させてほしい、ぜひ教わりたいとのことで集会所に来所されました。
 限られた時間の中で、住民さんが先生となり、和やかな雰囲気の中で編み物教室が始まりました。今回はかぎ針編みに挑戦することになった学生さんですが、全くの初心者ということで、かぎ針の持ち方から始まり、ひとつひとつの手順を丁寧に教えてもらっていました。
 始めは「難しい…」と苦戦していましたが、次第に慣れ、「楽しい♪」と盛り上がり、作品を作り上げるまではいきませんでしたが、充実した時間を過ごせた様子でした。住民さんたちも、普段あまり交流することのない大学生とのふれあいを楽しんでいた様子でした♪
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